激 突―――――
コッコロコー コッコロコー コッコロ・・・東京品川八潮の朝ぼらけ。ものみな憩えるしじまの中に、地上に降りしく奇しきノイズ。そう、このどこからともなく聞こえてくる不気味で不可思議な音の発生源?こ奴、未確認地球外生物なのか?ははぁ…さてはイチコロニコラウスか、それともジャックビーンカエサルなのか?こんなのでたらメーだけど、この不気味な音の正体がわかるまで、ずいぶん長い年月を重ねてしまったものである。
その日、東京は無論関東一円の空は低く、夜明け前から黒く動かず重苦しい雲に覆われていた。朝の四十万^違うよ、志島、あれぇ〝しじま〟この漢字はやっぱり無いのかな…静、しずかで音のない静寂な…なんだ、これをしじまと読めばいいのだ。
朝の静寂の中、ビートの利いた心地良いエキゾーストノートを響かせ、快走する1台のワゴン車がいた。見るからに不似合いな黒塗りRVステーションワゴンは、間もなく汐彩橋芝浦口から首都高速羽田一号線に姿を消した~ブボロボロボロローーーそして浜崎橋JCTをストレートに抜け、都心環状線から5号池袋線に向け2WDでカッ飛んでいた ボロボロローーー
(^^♪ワゴンマスター 急げよ幌馬車なんて、誰が言ったか知っているが^今回の遠出もいつものように急ぐ旅ではなかった。だが、1秒でも早く都心を逃れ、1分でも早く目的地に~さぁ!行くぞバ^ボロロローーーこの首都高羽田線から5号池袋線。このコースは、僕が都内から上越方面に出かける以外は、ほとんど走る必要性もない首都高速である。
夜と朝の狭間のせいか道は空いている。まだ覚めやらぬ有楽町銀座から丸の内、僕は知らん顔してカッ飛んでいた。と!その時^^^^^^ 突の然^はるか後方ハイビーム^猛スピードで…こんなの前にもあったけど^僕に迫る未確認走行物体があった。ししまった、もしや覆面パトか^やっば 30キロオーバー3万と!まんま僕を抜き去り音もなく消えた ^わぁ・・・速っやぁーー^ん?僕は思わず目を疑った。それは年式の古い四目のパトカーだったのだ。
あのパトカーやっぱデザイン、イマイチだったなぁ~なんて言うと、後で肘鉄クラウンさ ブボロボロローーー
常盤橋から一つ橋。この区間も僕の独壇場^何だかんだ言いながら武道館を横目に早西神田えぇ?何・・・なんだろう…やがて前方に後楽園球場の照明塔が?眼に飛び込んできた。
懐かしいなぁ待てよ、どーむ変だ?おかしいぞさっきから。それに、気が付くといつの間にか乗ってる車これ、ブラックのはずがグレーからホワイトバディになってきたではないか。何故Why?なんでWhite なんだ、さてはこれ、いいやもしかしてこの車、一竿ちゃんの^レオーネじゃないか。 何だと?ステアリングのマークが 〝G 〟嘘^まじか…なんで前進4段フロアシフトなんだ、クラッチなんてと^…^エンジン音がおい^まさかお前…マジかよSUBARU1300 Gって^^^あぁ懐かしCAR お前元気してたのか^もしや南方諸国にでも行ったんではっと^おやマーキュリーな景色が突の然、アンダーなモノクローム~目の前が暗くなる嘘だ!よせ!やめてくれ・・・うん^何だこのイントロなダクションは・・・^E♭m だな・・♪Hello darkness my old friend I’ve come to talk with you againフムーーー次!Againときちゃったよ……(^^♪Again coudn’t happen again…Erroll Garner 1949 僕青2歳 これね Greenhorn と言うらしい…、ほーんなるほど~Once More〝 Again〟Doris Day ドリスいいねぇ(^^♪This is that once in a lifetime ほんとだよな…Frank Sinatra…Again &あ…もう一つあったよな~(^^♪今一度 もう一度 ただ一度 君にあいたい そればかり…これ分かる人かなりの懐メロファン。Sinatra…Let me try again…Mel Tormė…Again…それからTo love Again…1971 命かけてと !誓った あの素晴らしい愛をもう一度…Shopin Polnaise…True Again…これもErroll Garner…Misty…Sarah サラ^^^今更どうしたんだHe-hey Baby…ジュリイー^^^!Julie London…london @きちゃったよ ロンドン ロンドン 愉快なロンドン楽しいロンドン・
馬鹿みたい…Ron Carter あれぇ?この夢のつづきはまた~Wake up! Wake up!!! おぉっと危っぶなぁ一瞬寝るとこだったブボブ^ボロボロローーローーーー…カーラジオON~(^^♪暗い坂道 ー筋ひに^^^ひ~行けばは心ほの灯がはともるふうむむむ…朝だと言うのに♪カーラジオから宮史郎フムムーーこの落差たまりませぬ~朝霧が窓を濡らしているウウウーワァーーZA ZAJYA JYAーーーJYA ZA PITA^PAうびび^寒びぃぃぃ後楽園球場…そうか開幕したのか、なに間近?えぇ嘘だ まじか!
通常の高速走行120km/h この速度、さほどスピード感はない。だが首都高、特にここ池袋線水道橋はおぉっと~ボバルッ^シフトダウン^ボル^^左へ大きくカーブしていたのを忘れていたこともなかったが、まぁこんくらいのカーブあ!次は右カーブ一また左ブボロロロ^^^と!その時(^^♪ちょいとそこ行くシャコタン ブギヴギ ブギヴギ横須賀ナンバー嘘だ?なにぬねの!銀メタ・ハコスカGT-Rが信じられないスピードで僕を抜き去った~なんで、また無音?~えぇい!こちとらSUBARU FF-1SPORTS CAR だ!もん駆あっか!何…およびでないね こらまた失礼し待てよ…横須賀ナンバーなんてあったのか…まぁいい。なんてことはない、僕は飯田橋からのほんの短いこの直線、次の急カーブに備え安全を期し、90~80~70km/h にスピードダウンしていたのだ。こんなクランクのようなハイウェイの設計いったいぜんたい誰が設計^何でや!こんなこといいや、それよりやっぱ車のラベルが違うよ。と!まさかさま^これ右から読んでも^まさかさま~ねぇ^0^まさこさま (^^v!近頃お元気そうで何よりでございます。一度僕と一献かたむけませぬか^っととっと^元気注入^楽しんGoーおぉぉ^さっきのパトカーだ嘘 何?…おおでっかいダンプが、なんで…ボロロ^ ロ^ ロあれは?^なんたるこった。なんで勿体ない…だがおかしい>なのに誰~れも人が居ないじゃぁないか?どうしちゃったんだ~いったい何があったんだ……お~い誰かいないのか誰か!応えろ^^^
はいはい、えぇ…こんな話がおまんねや。
1973年(昭和48年)1月某日。その日僕は、文京区本郷でアポイントがあった。まぁ毎度のことではあったが、クライアントのボスが「ランチタイムに来い」と言うありがた~いお言葉。
どうにかじゃじゃ馬馴らし…じゃじゃ馬だなんて、そんな大それたことを、まぁほんと恥ずかしいやらてれるやら、穴があったら覗きたい。しかしまぁ、はいデビュー当時だけでもないがエリザベス、まぁなんて綺麗なんでしょうねぇ…はい^そう、まぁ馴らし運転もとっくに終え、チョー絶好調(^^v 愛車スバル1300-Gを蹴り、東京中野野方から文京区本郷に向かっていた。 その日東京は、早春とは言え朝から底冷えのする冬日だった。だぁーが僕は、水平対向エンジンの心地よいエキゾーストノートを満喫するため、窓全開で走っていたZAーーーJYAーーーボロボロボロローーーロローーーひぃ~ひ^ ヒックション!
そう言えばこの時代、花粉症やPM2.5などと言うフレーズを誰が語っていただろうか。だよね、「鼻風邪ですね お薬出しておきます これでしばらく様子みましょう^はい次の方」
中野から水道橋。普段は新目白通りか早稲田通りを行く僕だったが、哲学堂近くの黒龍ボーリングセンターに寄り道。「何のために」それは…〝私の秘密〟です。ハイはいどーもどーも司会高橋圭三でございます。はい!高=「えぇ…それでは はい藤浦さん」藤浦こうのこうは恍でいいのかな。藤=「これはだね、君ぃつまりあれなんだよ 誰かとの」高=では 藤=「ではなくてだ、これはつまり単なる」高=「でも」藤=「でもなく てだ」高=「正確!です」高=「だろう^ほら な」手を洗いに…でもこれ解るかな。
その後新青梅街道から目白通りを走った。道は空いていた。アぁっと言う間に学習院大学キャンパス前から、日本女子大目白キャンパスを通過。やがて首都高速道路が見える緩やかな坂道までスムーズに来た。すると頭上の池袋線が何やら騒々しい。この騒がしい音羽一体何んだろう?間もなく護国寺いや^江戸川橋方面からか、サイレンが間髪なく鳴り響いた。何があったんだろう、過激派か?それともまた市ヶ谷乱入か…今度は何処の誰が、何のために。
時計は午前11時を大きくまわっていた。一台の真新しいシボレー・コルベットが、この頭上大曲カーブに猛スピードで突っ込んだと言う。だが曲がり切れず、中央分離帯を突破し反対車線でウルトラヘビー級トラックと激突(※:闘)してしまった^なんだって?違うのか^潜り込んだのか…まぁ同じようなもんだ。この事故で、若くして短い人生を終えたのは〝WBA世界フライ級王座〟を5度も防衛した世界チャンピオンこと〝大場政夫〟当時23歳その人だった。
ちなみにこの翌年、1974年のプロ野球セントラルリーグのVはドラゴンズだった。これでジャイアンツのV10と言う兄の夢は消えた。そして背番号「3」が現役引退を表明した。
んなこと考えながら SUBARU LEONE 1800TWは、一路関越自動車道に向かったボロボロローーーここはモーリス^一丁景気よく頼んだぜ~大地だ^風邪だ(^^♪焔のように燃えようよ 恋をするなら愛するならば~ってあれ?いつの間に^ワンスモア・アゲインさぁ熱く燃えろ!いい女って^さぁホワイト^Dance^boogie wonderland ほいっ!は!Dance^ ほっBOOGIE WONDERLAND ほいっ!は!Dance^は!ボロブボロロローーーーーはっ僕にとってはとてもEmotionalな『EARTH WIND&FIRE 』1979年アルバム「黙示録」ホイッ はっ!
※闘:『激 突』デスマッチですですねぇ…と行きたいところをまぁ、はいワザとです。「はい とうとう出ましたねぇ 1973年日本で公開されましたはい まぁ…さすがですねぇ スピルバーグですねぇ 迫力ありますねぇ…私息が詰まりましたねぇ はいみなさんこれほとんどサイレントムービーですねぇわかりますか?セリフないんですね出演者楽ですねはい さぁみなさん原題は何と言うんでしょうね「Duel」ですね…でもこれ 残念ながら釣り具の会社ではありませんね はい〝我が闘争〟とでも訳しましょうね、詳細は自習してくださいねぇ はいさよなら サヨナラ さいなら」
まだ観ていない人、兎に角観るっきゃない。この映画、ぜひもう一度観たい映画の一本。だが観る機会を決めかね早30有余年。この映画、主人公は車?だよね。主役の悪い奴、アヒルだなんて言いません私~ニヒルですねぇこ奴、怪物タンクローリ車。あぁ…あのね、僕たち子供時代、こんな市バスが走っていたんだぞ。しかも燃料は〝薪〟どうだ!さらにもう一台は普通の人赤いプリム・ヴァリアント。 これやっぱあの時代のでっかいアメ車じゃぁなきゃねぇ…兄が朴歯の下駄ばきで乗っていたのは、この二つほど前のモデルだったと思う。それにしても僕の車じゃぁ後ろからガッツン!一撃^お陀仏だろうボボバボロ^ ブ ^ボバビロxロxロー↛ー△レオーネキ元素k寝ちゃった←な なんだこれ。
やがてスバルはいくつかの川を超え、徐々に標高を上げて行った。高崎から渋川、待てよ渋川伊香保で?何^なんだって赤城高原がいいってか(これ独断)「うん」よーしきた!さぁ幾三、行三こんなのやぁーめた^ルボールボロロローーーは!ほい!パコパコっと「違いまっせ」^そうだいけない、本線に戻っちゃうよ。
やっぱ水がいいのか麺物が旨いねぇ^それに揚げたてイカ天最高^さぁもう一っ走りだ~
片品川を眼下に赤城山麓から武尊山麓沼田、薄根川を一跨ぎ水上へ~これで利根ともお別れ、やがて谷川岳の胎内奥深くブオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと6分経過。この5~6分が長ぁ~いもうちょっとだ。しっかし長いトンネル対向車なし…あったら怖いよね。それにしても走っているのは僕の一台?これって寂しいよねぇ^^^日本最長一直線、全長約10kmと言う長いトンネルを抜けると、越後の里も曇り空。左に流れる川は利根川とは逆に走っているのは何故? そう左に見える河川は僕たちと一緒に北へ走っている。これは谷川岳の分水嶺を越えたのだ~ここまでレオーネ一ひとっ飛び^おぉ!11時を大きくまわったぞ~それーボルル^ボロロローーー
つづく



