さぁ^どうする崖っぷちのポニョ?待てよ、ポニョリンの方がいいかな。
こんな時は無条件^よいっと!ロッドティップを軽くあおってジャンプ一発ぁ~つ、左かけ上がりの深場にポチョムキン^シ シィィィ…いいかい、今のこと誰にも言うんじゃぁない、いいね。「かっくん」

もう何処か遠い世界に、旅立ってしまったものと思いこんでいた一冊。
イッツ ハンディブック ジャスト マイサイズ^手のひらに載るっていいねぇ。
スプーンの神様〝常見 忠〟さん著書/平凡カラー新書140 初版本。
ズバリ『ルアー・フィッシング』これ以上明快なタイトル無いよね。
もちろん忠さんの直筆サイン入り、すごいでしょ。
1981年2月初版 えぇぇ!34年前か…本でなんぼ?
昭和53年春 東京元麻布ビレッジ―――――
ぇ…今日って28日だっけ…3月だよな なぁ …。
いないのか、 「何よ」いたのか、今何年だっけ…昭和の「’78」嘘…えぇ^^^あぁ あれぇ?「1978」局番なしか、そうか。「上京してもうすぐ8年よ」ほんと早いなぁ…ふわわわぁぁ~~まだなんとなく眠い。「…だって寝たのさっき、11時前よ」11a.m.…そうか~そうだったおヒョイっと^ふわ~~~ぁ・・・「起きるの?」起きる、覚めたら寝ていても仕方ない。「それもそうね…今日これから?」今日はあけで、明日はこける。「今アルバイトでしょ」あぁ、アルバイトでもいったん出ると遊びじゃないから。「…」ふあぁ・・・「オロナミン^」待てよ^・・・ 同じ飲むんだったら・・・
コチンコチン^シュッ~ポン^しゅわ~~~~~~~^~~^~~ムグ^ヒック^冷えすぎだはこれゲボッはぁ…ムグムグムングム~ぷわはぁ^わっ・ヒック^しゃっくりカキフ~じ^五臓六腑にしみわたる…う^旨いなぁ。やっぱ、なんか体がだぁ~るい。「疲れが出てんのよ」…そう言えばさぁ先輩が言っていたけど、今の仕事ってあんまし長く休むと、逆に疲れが出て体のリズム大きく狂うって。「24時間以上走ってるんだもの」あぁ毎回タコメーターが軽ぁーるく1周。
頑張りすぎても、ストレスで潰瘍になるって言うし…でも、バイトで再開するまでもう2か月以上も休んじゃったからな。水揚げは3っつあれば御の字なんだけど、ついライバルと競っちゃって4~5万当たり前だったもんな。「年末年始なんて6万って言ってたじゃない」あれは…なぁ?「何」ムングムング…うぃ…今日さぁ、サクラ見に行こうか、ゴイサギにも会いたいし。「…」
まぁいいや。「何処なの」有栖川公園。スーパーナショナルで何か買って、ベンチでのんびりふぁぁ~(^^♪もうすっかり春ですねぇフムムーーー「ねぇ」 なに。「キャンディーズ解散するんだって」なんで。「解らない」…デビューしたのいつだっけ。「野方にいるころよ」71、72か73…そんな前だったかな。「ねぇ、何か食べる」未だいい。
そう言えばさぁ、ハンズって言うショップが秋にオープンするんだってな。「渋谷?」あぁ、なんかまだ解んないけど、ハンズなんて面白そうな感じだな。「趣味的な日用品とかみたい」
ぉ…観てみてほら瓢箪、根が付いたみたい。「苗には千なりって書いてあったけど、日除けになるかしら」この部屋朝陽まともだもんな。この窓じゃ5~60も付けば、「2~3℃違うと思う」さぁどうだろ…千もなったらこの麻ひも切れちゃうよ、それと水やり大変だよ。へたしたらこの夏どこにも行けないよ~(^^♪ベランダの鉢植えは枯らさないで 小鳥の って言ってもなぁ、今はもういない。そういない…忘れてください「タムタム可愛かったね…」あぁ、忘れてくださいごめんなさいよっと、「誰の歌なのよ」…誰が歌っているのか知らないけどなんとn@^うむ、おぉ!・・・
昭和53年初夏 東京元麻布ビレッジ再び―――――
~なぁ あ^あ^ 今…何時? のノド あれぇ うぅ…い 居ないの 今日昼過 に なぁ…
「どうしたの」居たの、喉カラカラ。「ウォッカ飲みすぎよ」…ほんとやばいよ^もう抜け出せないかも。「これ、なんか細長い葉っぱ入っているけど」あぁ、そうだ^その葉っぱなんだけど、捨てないで新しいの買ってきたらそこに葉っぱ入れるんだって。「…」だから次は葉っぱが2本ってこと。なんかこの葉っぱの香^不思議なんだよな。「何の葉?」なんでもバイソングラスとか聞いたことあるけど、野牛が食べている草なのかな^書いてない?「高いの」いいや、ハラストアで600円だったかな。「そんなビールの中ビンほどもないのに、高いはよ」…まぁ1杯400円のコーヒーのこと思えば。
「車の傷どうなったの」あぁあれか、ハラ商店さんの話だとスウェーデンセンターにいる人らしいんだ。「見たの」あぁあそこ狭いからバックでギュイ^^^ッてこすったみたい。「気づかないの」僕の車グラグララ揺れていたって。まぁあちらの感覚だったら、バンパーでこするくらいごくあたり前かもな。「でも目立は」ほんとチャームポイントだからな。「誰かしら」さぁ…そうだ今日^違う、明日会うんだ。それでキャッシュでくれるって。「いくら」30,000。「足りるの」あぁ保険あるから。
おぉ、小さいけど結構瓢箪みたいなの出来てるじゃない。「まだ青瓢箪だけど楽しみね」ウリ科だよね、食べれるの?「…」いいの出来たらなんか作るのねぇ?「考えてない」これなんかほら、大きくなったら七味入れに良いんじゃないのねぇ。
「それより今 何描いてるの」…ほら無難な点描だけど、一晩でニジマス描いちゃった。
「…体高あっていいじゃない」 だよね。「実物見たことあるの?」…待てよ、 これ3~40センチってとこかなあぁ、目つきちょっと可愛いくなってしまちゃったけどこれ、こんなの釣ったら面白いだろうな。「釣ったこと無いの?」…ない と、待てよ^あったよ。「何処で」ほら、深大寺動物園の小さな釣り堀。「あぁ、あの時」ほらあなた達、植物園に行っちゃったほんの30分ほどの間やったんだ、それがまた入れ食い。「エサは何だったの」たしかイクラ。「もったいない」……「ねぇ^その魚どうしたの」置いてきちゃった。「何処に」釣り堀に。
この前商店街の釣り道具屋さんで聞いたんだけど、ニジマスはルアーで釣るんものなんだって。「ルアー」あぁ、何とかかんとかエサって言ったかな、見せてもらったよ。「どんなの」…味気ない金属片に大きな針。そうだ靴ベラみたいなものだった。それをな、投げ竿で投げるんだって。「投げて」投げて引くんだって。「何処でやるの」オヤジさん芦ノ湖って言っていた。「箱根?」そうみたい。なんでも若い時には、しょっちゅう横須賀から米軍の兵隊さん達と一緒に芦ノ湖に行って、マスを釣っていたって。こんなニジマスとか、後なんて言ったかな…聞き慣れない名前で何とか言う魚の名前…う^^^忘れた。
聞いた話だと水草はいっぱい生えてるって、でもこの水草わざとらしいと思わない。「無いよりいいんじゃない」実際こんな金魚藻みたいな水草生えてんのかな^イメージ的には水中は岩や石ころなんだけど。「気にしなくって言いと思う」そうかなぁ。
たまにほらハラストアに並んでいるけど、あれ塩焼サイズだよね^小さくて迫力無いと思はない、ねぇ。「養殖でしょ」だろうな…でも何処で作ってんだろ?あれって誰が買うの…そうか大使館の人たちが買っているのかなぁ…なぁって。「そうよきっとそうだは、一度買ってみようか」いいな^ねぇ!今晩バター焼きとかフライがいい。でもさぁ泳いでる天然の魚とか、見てみたいよ。一度行ってみようよ。「何処よ?」あぁ。泳いでるニジマスやイワナがいるとしらあそこかな。「何処なの」…タワーにいると思うんだ。「ヤマメは見たことあるの?ねぇ」…ないと思う、ない・・・待てよ^中学生のころ、小さいの偶然釣ったことあったは。まさかそれがアマゴとは知らなかった。「嘘、何処で釣ったのよ」京都だよ、先斗町の近く。目がギョロッと見開いて口はこう横に大きくて、まさかあれがアマゴと言う魚なんて知らなかった。
ノスタルジックヒーロー―――――――
(^^♪初夏に誘われた訳じゃない、僕を見捨てた訳でもない。カミさん、わざわざパッチ姿で働くとか言う?なんか聞き慣れない教室に行ってしまった。ラクダの股引か…!おもろそうな~でも変な教室だな…たぶん、夕方には帰ってくると言って出掛けた。
さぁて、えぇ・・・ニッスイ魚肉か^ロースハムは…無いのか。コンビーフは重くなるから紀文の竹輪にふむむーネギはある。おぉ^シラス^野沢菜^いや違うこれ高菜の塩漬けか…それと、卵と来たら!さぁ仕込み3分炒め3分クッキング。自分でチャーした竹輪高菜シラス焼き飯、つまり高菜チャーハン^お^ほぉ!君、黄身双子玉玉なんて今日は好いことありそうな、よぉーしチャー^^^ちゃっちゃ ちゃかちゃかちゃっ ちゃっちゃ^宇~ちゃっちゃ塩コショウ少々醤油ホンの香りづけ^ちゃっちゃ^これ遅いオハニチワランチ超^0^ウイマーーーーマ マーーーーが多すぎ高菜^なぁ~んちゃって。残したチャーハン冷凍高菜おにぎり2個2人分保存。食べるときは熱々にチィ~ン、それをやや深めのお皿に。これにインスタント醤油ラーメン1袋分餡かけ風にして、おにぎりの周りにかけて食すと言う、超B級グルメ美味しいよ火傷すんなよ。
いやぁ…東京港区元麻布3丁目1LK風呂付 日当たり良好狭いながらも楽しい我が家フムムーーーそれにしても今日はいい天気だ(^^♪When whippoorwills cll and evening is night フムーーーI hurry to my Blue Heaven~~~っと、こんなに東京の空が青いとはなぁ、空は青いが一番。
そんな青空の下、僕は逍遥と麻布十番商店街に向かった。と!背後から^元麻布の静寂な空気を揺るがす渋いビート音は何^振り返ればそこにおぉ!BELLETT1600GT^…やっぱいいなぁ、特にこの新緑の季節にグリーンはいいよ^…リアもいい、何もかも好い^ほんとはあのタイプの中古車が欲しかったのになぁ…でも何時も中見えない…あれ^右に?消えた。
これは私有地か…なるほど、ここに消えたのか。この狸坂を上がれば愛燦々、坂の上には日の当たる西町インターナショナルスクールがある、その坂の下から少し行くと、ほーら左に日かげる南山小学校。これはまさしく天国と地獄…そんな訳ない取り消します忘れてくださいごめんなさい。小学校裏門巨木銀杏、一斉に芽吹いた新緑が初夏の風に揺れて、眩しく煌いている。あぁ…起きてよかった♪生きているんだーこれでいいんだふむむーーー
天井桟敷、ランチ…終わったのね^だろうなぁ…あ^あの子幼い顔して♪あぁーエプロン姿がよく似合うフムーームーーーくむくむ^なんだ?これ、コロスケ?~あぁいい香り。焼き飯なんて食べるんじゃぁなかった^フムムーーーあ、マスターと目あっちゃた、COFFEE飲むか?いいや、やぁーめた、ここよりあそこのコーヒーの方がね、なぜか旨いの。
あ^東洋英和女学院中学部 (^^♪学生が 自分らの青春に気づかずに 町中をざわめいて歩いてる昼下がり 暗闇坂下の老人の顔にも赤味がさしてミナカミ肉店ではピロシキを揚げている昼下がり 花屋にはアネモネの花 われ先に咲き誇る~春だ^そうさ初夏なんだなぁ…。
ロシア式ミンチ肉風味揚げパン〝ピロシキ〟B級グルメとは言いたくはない^これほんと旨い。でもどんなに頑張っても永久にBランク^これ摩訶不思議。
あ^銀水さんだ…この頃は木造二階建て釣具屋さん、今はテッコンキンクリートビルヂング。半地下店内はアクアリウムショップ。この頃の十番商店街、一部を除きほとんど木造建物だったのだ。それがまたノスタルジックでいい商店街だったんだがねぇ。
こんにちは、先日はどうもです。「お出かけですか」いいえ あぁちょっとそこの本屋さん ま「崇文堂さんですか」あ はい。「後でお寄りなさいな」あぁ、はい 。
お^今、浪花屋から甘党高橋英樹さん。商店街の〝赤信号一人で渡っても怖くない〟~おっとと^こんにちは。「やぁ」と笑顔が男前…これあたり前。渋メの花コンスーツノーネクタイ、これがスターの普段着か、いいねぇ。僕この方と別に親しくはないが、とても気さくな大スターなんです。一度観たかったなぁ、英樹さんやりたかっただろうなぁ〝座頭市〟だってね…まぁここは辛抱だ。
本日、頑張って起きた理由。僕の目的はただ一つ、それは久しぶりに^10年?いいや^もっともっと、そう~^えっとぶりだった。他でもない、僕は急に釣り雑誌を見たくなったのだ。いいや、観る必要性にかられたと言ったほうがいいだろうか。

1977年に求めた一枚。これが奇跡的に残っていた。
レコードは誇りまみれだったが、かつては身も心も癒された名盤。
アルバム『渡良瀬逍遥』人生をそぞろ歩く僕への〝魔夜中のメッセージ〟
しょうよ、春だはるなんだな…やがて初夏。これKITTYレコード。
1978年当時、日本を代表する総合釣り雑誌は何だったのか。確か3、4種ほどあったと記憶している。先ずは『月刊釣り人』?それから『月刊釣りマガジン』?隔月だったかな?そして今は遠い過去の幻影?となってしまったようだが、あの世界的偉大釣魚遊学雑誌その名は・・・『月刊フィッシング』これも明快なタイトルだよね。この三誌だったと思う。 他に〝釣りの友〟か〝関つり〟なんてあったような気もするが、勘違いかな。
当時、しばらく〝釣り〟から遠ざかっていた僕の脳裏に、この三大釣り雑誌の存在など知る由もなかった。店先に平積みされたこの三誌を、時間をかけじっくり立ち読みした。
店頭に平積み^これは当時、すでに釣りブームの前兆?到来?だったのか… とにかくこの釣り雑誌を店先でとことん観察。そして僕は決めた。「月刊フィッシング」確か700円だったか?を購入した。釣り人さん、釣りマガジンさん^ごめんなさい。
「まぁお座りなさいな、COFFEE落としましょう」オヤジさんこれ「何ですか」カシャッ^
カポッ^ブ^^^^ ^(^^♪Isn’t she lovely Isn’t she wonderful Isn’t she precious と!オヤジさ「可愛いなぁ」と言いながら突然踊りだした^蝶のごとく舞う、そのリズム感はお見事である。このレコード、半年ほど前に求めたアルバム「Key of Life」このダビングTDKカセット、まだまだお世話になる予定のオヤジさんへのささやかなプレゼント。
へぇぇぇ…そうなんですか、銀水さんでつい長話。それはこの日に限ったことではなかった。銀水さんのお話し、特に釣りの話はジェスチャー交じり^釣り竿も持たないエア芸なのに臨場感たっぷり、実に楽しく時間がいくらあっても足りない。
余談活用:銀水さんのサイフォンコーヒー、実はその辺の喫茶店のそれより遥かに美味い。
なぜ美味いのか。それはね、使っている豆はミハト商会。これを小さな電動ミルで挽くから豆が何時も新鮮。僕も電動ミル即買^はい木久扇さん「貴方も買って」ミルかいだろ。
この数日、久しぶりに渓流釣りがしたくなり、と言うより瀬音が聞きたくなったと言ったほうが良いかもしれない。オヤジさんに何処かいい渓流をとお聞きした。すると、伊豆狩野川大仁あたりが好いんじゃないかって。まぁ伊豆なら一っ走り。それで宿まで紹介していただいた訳だ。銀水さんは仕事柄、と言うかやっぱり釣りがお好き。中でも鮎の友釣りやクロダイ釣りが大好きなようである。お宝?アユ友釣りの和竿を何本か見せて頂いた。さらに、奥座敷に消えたかとおもいきや、両手両脇さらに頭にまで被ったお手製ご自慢〝たも〟を、いくつも見せて頂いた。なんと漆塗り。おまけにタマ網の柄に螺鈿のアユが泳ぐものまで…これがハンドメイド、釣り人って器用なんですねぇ。
そんなオヤジさん、アユは狩野川。狩野川の鮎釣りは大仁を起点と決めておられたようである。オヤジさんは釣りだけではなく、車の運転がこれまた飯より好きときている。だから、車の話になると止まらない。NISSAN車6気筒だった銀水さん。’90年代はE-20 1024 190 ワゴン。これに跨り200k/hで伊豆までかっ飛ぶと言う。お酒は一滴もやらないオヤジさん。コーヒー話が大いに盛り上がった。いろんな昔話が出てきた。一つは元ボクサーだったと言う話。それに若いときはタクシードライバーもやっていたと言う。
オヤジさんが乗っていたころのタクシー初乗りが100円。タクシー乗務、一日走って翌日は空け番で休み。でね、その翌日が公休日^つまり〝あけこけ〟3連休になると言うシフト。出・空け^出・空け^出・空け・公休日で一週間。これを4回繰り返して1月13~14乗務。余談だが、僕が二種免許を取得したのは1976年だったか?当時は初乗り運賃280円の時代。一乗務目標約30,000の水揚げ計算で、月約4~50万チョイの収益。この稼ぎで乗務員の取り分は約半分。決して良い稼ぎとは言えない。しかし、パンをかじりながら、暫しも休まず24時間走れば手取り30万は稼げた時代。現に稼いだ人は何人かいた。だがほんの数か月でリタイアしている。どちらかと言えば、僕は稼げた方だった。何故稼げたのか?答えは一つ、分かったことは^やはり渓流釣りと同じで何処をどう流すか、数を釣るのか大物を狙うのか…その日、その時間、その場の一瞬の判断力がものを言う。
それから35年以上経った現在でも、タクシー乗務の水揚げは30,000が目標だと言う。しかし、大阪市中型タクシー初乗り650円前後。これは平均だろうが、ひと月14乗務でも手取り20万は、まず不可能な数字だと言う。厳しいねぇ…。
結局何だかんだ言いながら、銀水さんでDAIWAの渓流竿2本買っちゃった。なんで2本かって、私の買ってでしょ^これ冗談。この週明け、久し振りに兄を誘って伊豆釣行二人連れ。
美味しいサイホンコーヒーを2杯も御馳走になり帰宅。お^帰っているは、さぁ^飲むぞ!待てよ、この2本の渓流竿^何~処行っちゃたの?消えたのは、僕の記憶なのか。
その夜、『月刊フィッシング』を改めて観なおした。雑誌は見るだけで読まない僕が編集後記まで読んだ。この一冊、星も雲も夜空を超えて飛ぶ僕へのメッセージ~あぁ蒼い海よ、わだつみよ…緑したたる野山よ谷よ岩よ…夢の話よりも憧れを呼ぶメッセージ…夜半、僕の眠っていた何かがそっと目覚めた…そんな気がした。あぁサントリーがホワイトが美味い!
BGM、久しぶりに燃えろ!いい女^違った~アース・ウインド&ファイア^1977年アルバム「太陽神」言葉にならない何かが自分の何処かで蠢いた?熱き心か^血潮が燃え滾ったのかかかホイッ^はっつ!
気が付くとサントリーホワイトをアビターレ。いつものようにアスペクト・イン・JAZZに酔いしれクロスオーバー・イレブンをエアチェック。アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ「チュニジアの夜」ま~た聴いちゃったけどほんと、今夜はどんな夜になるなんだろう…夜が怖い、夜明けはもっと怖い。
まぁ油井さんのおかげでジャズプレイヤーの名前をずいぶん覚えたものだ。でもほとんど忘れたようにも思う。ジェリー・マリガン、リー・モーガン、ケニー・ドリュー、ポール・チェンバース、ビル・エバンス、オーネット・コールマン、エルビン・ジョーンズ、ロン・カーター…エド・シグペン、マックス・ローチ、レイ・ブラウン、クリフォード・ブラウン、マッコイ・ターナー、ヘール・アーウイン…うむ^ボビー・アンサー、ダン・ガー二ー、ジム・クラーク、AJ・ホイットニー、ジョナサン・バード、ドン・ジヤニュアリ、トム・ワトソン、ジャック・ニクラス、アーノルド・パーマー…脱線の?ようだな。なんかジミー・カーター変ドリックス?だから言わんレンドルに負ッケンロー~なんかセロニアス・モンクでもあるか!っ!て、もう^ろ律が今何り?…そうねらいたいやね…お!なんたーるちぃやー午前3時おぉぉ^^^ここでチェイサーOH-SUNTORYビール若い日の 小さな思い出に^こんこんチキチンこんちきちん^は!SUNTORY…ま~た一本空いちゃった^ この白い帽子とは足掛け10年のお付き合い。一体いつなったら赤帽…いいや、角が飲めるんだろう。まぁTORYSでも♪やぁーがぁてー男は一抹の未練を抱きながら^この世に暫しの別れを告げた~ほい^は!…
ふんが^^^OFFプッ ッ・・・・・・・でもさぁ、人の名前って体を表すなんて言うが、ほんとだよねぇ…ではON…「皆さん今晩は油井正一です さて今夜の一曲目は、あの懐かしい至極のナンバー〝カシアス・クレイトリオ〟の名盤をおきき願いた…」なんて?~次!青コーナー挑戦者^ 世界ウエルター級第3位〝マイルス^デイビス^^^^^〟なんて ね…変でしょ…摩訶不思議だよねぇ。次期阪神タイガース監督黒澤 明なぁ…また眠れなくなってきた^やっぱ起きる。
その秋、僕は久し振りに愛車ベレット1800GTのドアロックを開いた。ドアノブを引くとギギぎぃぃぎゅうぎゅうと犇めいた。そして徐にバケットシートに身を委ねた。我が愛車、いつまでたっても新車の香り。いすゞの香りと言うか、あるんだよね個性的な各メーカー独特な車の〝臭〟このバケットに身を任せる感覚、実に久し振りだった。
チチチ^あれぇ?アイドリングはしておたんだけどチチチ^チチヒ^ヒ^ヒ^ヒ^ヒ…チチんんんぽいっ!ブボ^ボ^ボ^^^ーー^^ーーー^ーーー G-180型水冷直列4気筒SOHC 115ps 最高速度180/hどうだ凄いだろ^DB5アストンマーチン真っ青顔負け地響き^これ、もちろん真っ赤な嘘^駐車場が狭い凹地で音が響いただけ。さぁ^いざ出っ発~つ^^^^計算上自ら走っても30分以内で行ける東新橋に向かって、1時間以上早く家を出ることにした。
あ^ま~たグリーンBELLGT1600だ~そぉーれ!ブボォォ^^^”ーーーー?消えた。あぁ…やっぱりGTはいい^この数年、乗っているのはNISSAN GLORIA 2000 4速コラムシフト‘72年型4ドアセダンGL後部自動ドアだった、かな?僕のゼッケン107 使用燃料LPGガス。この車確か走行距離40万キロ突破^すごいでしょNISSAN。これ月までごくあっさり行っちゃってる。このタイプのセドリック・クラシック今すぐ欲しい^0^誰か僕に買ってちょ~だい。
自分の車に乗るのは久しぶり、だからよぉぉぉ~し!遠回り、皇居を時計逆回り一蹴駆けるぞボボブォォォ^^^^^^――――
よぉーしもう一周だそ~れーーーーーーあれぇ、立体パーキング反対側だった^Uターンか、ほいきた大門右~芝大門左~あ^行き過ぎた~将艦橋左~また金杉橋左~ったくアンポンタン、さぁ0~400 さて何秒^ダッシュ!どうこの加速Gかかちゃって、嘘ですうわわわ^^x^^ーなんだ今の、後方に曲がってきたか、と^もう大門交差点まで行っちゃったよ…これは大問題だよ。さて、雄たけびをあげ^いともあっさり僕を抜き去った真っ赤な車の正体は何。 ヒント=彼らは国産車ではありません、「今何時?」9:11…簡単すぎたかな。
約束時間5分前Look@ ここは西新橋産報出版ビルヂング。3Fだったか?ロビー人、人、人すごい人、異様な熱気に溢れていた。そこで僕は世界的偉大釣魚遊学雑誌変酋長こと^海原千里さんを待った。千里さんの熱烈なるファンならびに読者の皆様、大変長らくお待たせいたしました、さぁ^ドラムロールは?要りませんかそうですか。さぁ皆さん海原千里変酋長のご登 場?と思いきや待ったがかかった。それから長い時が経った。結果、駆けつけた若い編集員の説明によると、あいにく急遽取材に出たと言うことだった…逃げたか^Why?なぁーぜ^何故なの、僕がこの理りを理解できるまでに、さほどの時間を必要とはしなかった のである。
数日後…「卯ーちゃん(※)電話」誰^「あ^」あぁ。「あ あぁ フィッシングの吉^」ちょい待った!し しししぃぃぃ…待ってよ^滑っちゃ駄目だよ海原さん、吉だなんてそんな見え透いた嘘ついちゃってからあぁ~あ^もう知らないよ、吉で行くしかないよ…いいんですか…「あぁ あ」そうですか…では、はい^どうぞ「あぁフィッシングの吉本ですが あぁせ先日はどうも 明日あぁ…」と、ついにベールを脱いでしまった吉本編集長直々お呼び出しの連絡が入ったのであった。
翌日、僕は再び皇居時計回り遠回り。やがて僕は満席産報ロビーで編集長を待った。約束時間は刻々と経っていく^^^^^5分経過…10分…15分経過って、ここはキッチンスタジアムではないのだ。やっと笑顔で現れた吉本さん。日焼けされたお顔に、やや渋メ花紺スーツがとてもよく似合って、とってもおっシャレー。
僕はこの日の為に書いたニジマスのほか、僅かばかりの作品を吉本さんにお見せした。すると目をしょぼつかせ乍ら「はぁ あぁ あ あぁ」… 「これ お借りしていいんですかあぁ しばらく」あ はい。
「あぁ あなたタクシーに乗っているなんて勿体ない、あぁ…^何か考えましょう あぁ」と、僕の数点のイラストを手に、ロビーから足早に下って消えた。つまり、上がるのではなく、階下に降りたようだった と言う記憶がある。ねえ、この設計すごいと思いませんか?思わないってか、そうですか…僕はビジターにはオーナーとして紳士的で、とてもいいマナーだと思うけどなぁ。
産報出版=その母体は?確か、溶接関係の出版物があったと思う。さらに当時流行りのゴルフ雑誌「アサヒゴルフ」だったか?そんなゴルフ雑誌もあったように思う。日本では岡本綾子、樋口久子、吉川なよ子、杉原輝夫、安田春雄、尾崎将司、青木功らがひしめき合っていた時代。この時代の人気スポーツ、今よりも遥かに多種多様でみな元気だったと思う。そう思いませんか。
※「卯ーちゃん」:当時まで、僕のペンネームは〝森本 卯〟この卯は卯月。つまり僕の誕生月が卯の花の匂う4月からきている。それが連載イラストレイテッドの『遠投で狙うイシダイ攻略法』の取材で行った伊豆大島の民宿での晩餐会で、今の〝宇〟に急遽と言うかあっさり変わったのである。何故?たまたま同席した自称占い師曰く「卯より、宇のほうが運勢は良い」と。でも変えてからも、僕の人生あまり変わってはいない。だが今も宇に変えてよかったと思っている。 つづく。


